Yoroi(Edge拡張機能版)復元とDRep委任 How To

カルダノ(Cardano)(以下「カルダノ」)は、2025年以降ステーキング報酬を引き出すためにDRepを選び委任することができるようになりました。
以下はライトウォレットの「Yoroi」(エマーゴ提供)による復元~DRep委任までの手順です。

1.DRepとは

投票権を持った代表者の事です。
ADA保有者は個人でDRepに登録する事もできますし、専門知識を持つDRepに自分の投票権を委任することもできます。

2.Yoroiとは

カルダノ開発広報を行っている会社エマーゴが開発提供しているライトウォレットです。
メリットは公式が開発運用しているため安心感がある、機能が豊富、日本語対応、動作が迅速。
デメリットとしては時折表示される数値が不安定、ウィズドローと言うステーキング報酬の取り扱いが特殊。
他、GoogleChrome拡張機能「Eternl Wallet」と言うツールもありますが、カルダノコミュニティサードパーティー製であること、日本語に殆ど対応されていないなどが問題ない方はこちらもおすすめします。

3.Yoroi(Edge拡張機能版)のダウンロード&インストール

Yoroi(Edge拡張機能版)を手に入れるのは以下のような流れです。

(1)「Yoroi - Light Wallet for Cardano」にアクセスし、「Download」ボタン右端の「∨」のボタンをクリックし、「Edge」をクリックします。

(2)「Edgeアドオン」ページにアクセスします。
「インストール」ボタンをクリック。

(3)ポップアップより「拡張機能の追加」ボタンをクリック


拡張機能がダウンロードされます。

ツールバーに表示されたパズルのピースの形をしたボタンをクリックしYoroiの「ツールバーに表示」をクリックします。

拡張機能Yoroiがツールバーに表示されました。表示されたYoroiのアイコンをクリックします。

(4)「Select language」画面が表示されるので「English」右側にある「∨」のボタンをクリック

(5)ドロップダウンの「日本語」をクリック

(6)「□I agree with Terms of Service Argreement and Privacy Notice」行頭の□内でクリックしチェックオンにし、「次へ」ボタンをクリック

(7)「ACCEPT」ボタンをクリック

(8)「承諾」ボタンをクリック

(9)表示されるポップアップの「許可する」をクリック

(10)「完了」ボタンをクリック

4.Yoroiで既存のウォレットを復元する

(1)中央の「Restore existing wallet」をクリックする

(2)ダイダロスウォレット(Shelly以降)の場合は「24-Word」をクリック

(3)ダイダロスウォレットで使用した24語の復元フレーズを順番に入力していきます

(4)「次へ」ボタンをクリック

(5)ダイダロスウォレットで使用した情報を元に入力すると分かりやすいです。
①「Wallet name」欄に任意のウォレット名を入力(英数字推奨)
②「Password」欄に送金用パスワードを半角英数字記号で12文字以上を使用。ステークプール委任時やDRep委任、取引所送金時に必要なためきちんと管理しましょう
③「repeat password」欄には②で入力したパスワードと同じものを入力します
3か所が入力できたら右下の「RESTORE」ボタンが青色に変わるのでクリックします

(6)Yoroiウォレットで復元作業が行われます。準備が完了するまでしばらくお待ちください

(7)この画面が表示されたら「GO TO THE WALLET」ボタンをクリック

5.DRepに委任してみよう

(1)Yoroiの画面の青い左サイドバー下の方に「Governance」ボタンがあるのですが、環境によっては画面下になり表示されない場合があります。
そのため一度画面表示の倍率を下げます。Edge画面右上の「…」ボタンをクリックし、ズーム欄の「-」ボタンを何度かクリックして画像2つ目のように「Governance」ボタンが表示されるようにします。


(2)「Delegate to a DRep」をクリック

(3)「DRep Directory(GOV TOOL)」」から委任したいDRepを探し、「drep1」で始まるIDをコピーボタンでコピーし、
「Drep ID(Fingerprnt):」欄にペースト(貼り付け)する

(4)「確認」ボタンをクリック

(5)手順4-(5)で設定した送金パスワードを入力する。手続きのための手数料が発生します。

(6)下図の画面になれば完了です。

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