ダイダロス(Daedalus)ウォレットの How To
Daedalusウォレットは、デスクトップ版フルノードウォレットです。
Cardanoブロックチェーンの全履歴が保存されるため、Daedalusウォレットのダウンロードおよびブロックチェーンの同期はかなりの時間(3日~)を要します。
2024年時点でのパソコンスペックは
64ビットのWindows11、メモリ16GB~32GB推奨、SSD空き容量1TB以上
目次
1.ウォレット(Daedalus)ダウンロード&インストール
1)https://daedaluswallet.io/ja/download/(←ここにアクセスします)
ダウンロードするパソコンの環境に合ったタイプから、ダウンロードします。
このサイトではWindowsバージョンの説明となっております。
使用ブラウザはGoogleChromeです。
2)インストール
ダウンロード(保存)が出来たら、そのアイコンから起動させます。
GoogleChromeを使っているなら、ダウンロードフォルダーに保存されています。
下図のアイコンを探し、ダブルクリックなどでインストーラーを起動させます。
※ファイル名は、過去のもので現在は別の名前になっております。
3)「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれますので「はい」をクリックします。
4)インストール先フォルダーは特に変更が無ければ、そのままで右下にある「インストール」をクリックします。
5)インストール作業が自動的に進みます。暫く待ちます。
※この時に、真黒なウィンドウが暫く表示されることがありますが、自動的に消えるまで触らないようにしましょう
6)画面右下に「閉じる」ボタンが表示されたら完了です。クリックします。
7)初回の起動を行います。
ダイダロスを起動(画面に呼び出す)には、デスクトップ画面上の「Daedalus」アイコンをダブルクリックするか
画面左下のWindowsボタンをクリックして、
「D」のインデックスまで下にスクロールし、「Daedalus」フォルダーをクリックし、牛さんマークの「Daedalus」(オレンジの囲み内)をクリックします。
8)ユーザーアカウント制御画面が出る場合は「はい」をクリックします。
9)「このアプリの機能のいくつかがWindows Defenderファイアウォールでブロックされています」など、セキュリティソフトからの警告画面が表示される場合があります。
「□プライベートネットワーク(ホーム ネットワークや社内ネットワークなど)(R)」にチェックを入れ、
「アクセスを許可する(A)」ボタンをクリックします。
10)言語選択画面が出るので、Englishの右横にある下向きボタンをクリックし、日本語をクリックしましょう。
画面下の「続ける」ボタンをクリックします。
11)利用規約に同意する旨のチェック(左下の小さい□をクリック)し、「続ける」ボタンをクリックします。
12)下図のような画面が表示されます。
左上の大きな「+作成」ボタンをクリックします。
13)「ウォレット名」と「パスワード」を入力する画面です。
「ウォレット名」は半角英数字で任意の名前を入力します。
「パスワード」とは、「送金用パスワード」ですので、復元フレーズ(手順(17)参照)と同様に紛失や漏洩をしないように書き留め、保存しておいてください。
パスワードは2箇所同じものを入力します。半角英数字記号10文字以上で作成します。
14)「ウォレット名」と「パスワード」が正しく入力出来たら、「Shellyウォレットを作成する」ボタンをクリックします。
15)「□この新ウォレットに保有されるADAは復元フレーズさえあれば誰でも使用することができるため、画面が誰にも見られないことを確認しました。」
にチェックを入れます。
17)24個の復元フレーズが表示されます。
一言一句間違えないように紙などに書き留めましょう。
この復元フレーズを紛失すると、Daedalusウォレットアプリに不具合が起きた場合、あなたのADAは二度と元に戻らず消滅します。
また、復元フレーズを他者へ漏洩したり盗難されてもあなたのADAは、ほぼ消滅します。
取り返すことはできないので、大切に保管してください。
※下図の復元フレーズはサンプルです。
書き留めたら「はい、ウォレットの復元フレーズを書き留めました」ボタンをクリックします。
18)手順(17)で書き留めた復元フレーズを再現します。
「一番目の単語を入力」と書かれた復元フレーズ検証エリア内でクリックします。
19)下図のように、2項目にチェックを入れます。
「一番目の単語を入力」と書かれた復元フレーズ検証エリア内でクリックします。
21)ブロックチェーンの同期が始まります。
赤い矢印部分にあるパーセンテージの数字が100%になるまで、24時間~3日ほど待ちます。
パソコンやネットワークの状態によっては、もっと日時が必要な場合がございます。
※1ヵ月に1度はDaedalusアプリを起動し、ブロックチェーンを同期しましょう。
2.取引所のADAをDaedalusに送金
※予めDaedalusアプリを起動し、ブロックの同期を100%にしておいてください。
1) ビットポイントにログインし、左メニュー「入出金」をクリックすると表示される、資産一覧から「ADA」を探します。
「ADA」欄右端の「出金」ボタンをクリックします。
2) 「暗号資産出金」画面が表示されます。
「アドレス欄」右にある「追加」ボタンをクリックします。
3) ビットポイントのサイト画面はそのままに、同期させたDaedalusアプリを表示させます。
ウォレットの上部メニュー「入金」をクリックし、「入金アドレス」の一覧から一番上のアドレスをクリックします。
4) 「ウォレットアドレスを共有する」画面がポップアップされます。
画面中央の「アドレスをコピーする」の文字をクリックします。
5) ビットポイントのサイト画面を表示させます。
「ラベル」欄は、Daedalusウォレット宛だと分かりやすい任意の名前を入力します(10文字以内)。
「アドレス」欄には、1つ前の手順4)でコピーしたアドレスを貼り付けます。(方法は枠内で右クリック→「貼り付け」をクリックします。)
「受取人との続柄」を確認。
「出金先」は国内が水色になっていることを確認し、今回は「〇ウォレット(取引所以外)」を選択します。
記入が完了したら、下の方にある「追加」ボタンをクリックします。
6) 「出金先アドレス 新規追加」の確認画面が表示されます。
メールアドレス(パソコン用)に認証用メールが届きますので、内容を確認し、認証リンクをクリックしてください。
7) 「出金先アドレス 新規追加」のメール認証が完了すると、下図のような画面が表示されますので、「次へ」ボタンをクリックします。
8) 「出金先アドレス 新規追加」の「認証番号の取得」ボタンをクリックします。
9) スマートフォンにSMSが届きますので、そこに表示される認証番号を下図の赤枠の中へ正確に半角数字で入力します。
認証番号を入力出来たら下の「OK」ボタンをクリックします。
11) 「ADA出金先アドレスを追加/編集しました。」画面が表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
今回作成したADA出金先アドレスは、以降何度でも使用でき、Daedalusへの入金アドレスを確認する作業は不要になります。
12) 「暗号資産出金」画面に戻ります。
確認が出来たら右下の「確認画面」ボタンをクリックします。
13) 「暗号資産出金 内容確認」画面が表示されますので、内容を確認し、下の方にある「認証番号の取得」ボタンをクリックします。
14) 「認証番号をSMSに送信いたしました。」のポップアップが表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
15) スマートフォンに届いたSMSの内容を表示して認証番号を確認し、その番号を上図手順13)の「認証番号の取得」ボタンの下の空白エリアに半角数字で認証番号を入力します。
17) 「暗号資産出金を承りました。」のポップアップが表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
18) Daedalusアプリを表示させます。
数分ほど待つと、トランザクションが承認確定し着金します。
3.ステーキングとは
ステーキングとは、ADAを保有しているだけでカルダノのブロックチェーンに貢献し、かつ報酬が支払われる仕組みです。
カルダノではブロック生成を行うサーバーをステークプールと呼んでいますが、特定のステークプールに「ブロックを生成する権利」を委任することで、そのプールを支援することになります。委任先のプールがブロックを生成すれば、委任をしたあなたにもADAが報酬として支払われます。
※ADAを送金するのではなく、権利を委任するだけなので資産(ADA)そのものに影響はありません。(委任する際、わずかに手数料が発生します。)
※委任したADAは、いつでも自由に出金できます。
※プールへの委任先の変更の際は、わずかな手数料でできます。
※報酬は4エポック(15~20日)後にウォレットに入金されます。
※プールにて生成されたブロックの状態によって、エポックごとに報酬金額が変動し、報酬が発生しないこともまれにございます。(元本が減るわけではございません)
※ステーキングが可能な取引所もありますが、ロック期間(ADAが出せない)があることも多く、何よりも不正流出などの危険性を伴います。ご自分のウォレット(ダイダロス、ヨロイなど)から安心安全なステーキングをはじめましょう。
4.Daedalusでプールを選んで委任してみよう
弊社ミスリルでは、5つのプールを鋭意運営させていただいております。
以下は例として、弊社の「OSAKAPool」への委任手順となっております。
※予めDaedalusアプリを起動し、ブロックの同期を100%にしておいてください。
ミスリルが運営するプール一覧
1) Daedalusの左メニュー「ステーキング」のボタンをクリックします。
2) ステーキングの上部メニュー「ステークプール」をクリックします。
3) 「ステークプールを検索する」欄内をクリックし、プール名を半角英数で「osaka」と入力します。
4) 検索結果が画面下の方に1つ「OSAKA」が表示されます。
5) 上記検索結果「OSAKA」をクリックするとプール委任に関する詳細な情報がポップアップ表示されます。
内容を確認し、ポップアップ内の「このプールに委任する」ボタンをクリックします。
6) 「ウォレットを委任する」のポップアップが表示されますので、手順を確認し「続ける」ボタンをクリックします。
7) ウォレットを選択します。1つしかなくても選択の必要があります。
「ウォレットを選択してください」欄右の下向き矢印をクリックします。
10) 委任(ステーキング)するプールを選べました。
画面下の方にある「続ける」ボタンをクリックします。
11) 「送信時パスワード」を赤枠になっている入力欄に入力します。
手順1-13)で作成したパスワードの事です。
入力できたら、右下の「確認」ボタンをクリックします。
12) 「ウォレットは委任されました」と表示されたら成功です。
下の「閉じる」ボタンをクリックします。
13) 報酬を確認するには、ステーキングの上部メニュー「報酬」をクリックします。
実際の報酬獲得のタイミングはエポックカウントダウンの下に表示されています。
13) 報酬を確認できます。
※ここで表示されている「合計(ADA)」や「未使用(ADA)」は自動的にウォレットに加算された状態で表示されます。
5.DRepとは
投票権を持った代表者の事です。
ADA保有者は個人でDRepに登録する事もできますし、 専門知識を持つDRepに自分の投票権を委任することもできます。
6.DaedalusでDRepに委任してみよう
(準備中)
7.困ったときは
(1) Daedalusアプリ起動後、赤い「コンピューターの時計がネットワークと同期していない」画面が表示される
(→Windows11をご利用の方はこちらをご確認ください)
1) Windows10の場合は、画面右下にある年月日時刻が表示されている場所で、右クリックします。
2) 表示された一覧から「日付と時刻の調整」をクリックします。
3)「時刻を同期する」のエリアにある「今すぐ同期」ボタンをクリックします。
4) 「今すぐ同期」ボタンの右横にチェックマークがついたら、設定ウィンドウを閉じます。
5) Daedalusアプリに戻り、「もう一度時刻を確認する」をクリックします。
(2) Daedalusアプリ起動後、黄色い画面「推奨ハードウェア要件ステータス」が表示された
「有効にして終了する」ボタンをクリックすると、同期が始まります。
(3) Daedalusアプリ起動後、「ソフトウェアが更新できます!」が表示された
1)「□Deadalusを起動する前に、インストールを完了する必要があることを理解しました。」をチェック(クリック)します。
2)「Deadalusを終了してインストールを開始する」ボタンをクリックします。
3) Deadalusアプリが一度終了されます。自動的にウィンドウが閉じるのを待ちます。
4) アップデートの準備が始まります。
緑の横棒の進捗が右端に届くまで待ちます。
5) データの保存が完了すると画面右下にある「閉じる(C)」ボタンをクリックします。
6) ダイダロスを起動(画面に呼び出す)には、デスクトップ画面上の「Daedalus」アイコンをダブルクリックするか
画面左下のWindowsボタンをクリックして、 「D」のインデックスまで下にスクロールし、「Daedalus」フォルダーをクリックし、牛さんマークの「Daedalus」(オレンジの囲み内)をクリックします。